2026年9月2日
国立健康危機管理研究機構 国立感染症研究所
東京都公立大学法人 東京都立大学
国立大学法人 電気通信大学
東京慈恵会医科大学
流れに耐え、ちぎれて広がる
―定着と拡散を両立する腸管出血性大腸菌の生存戦略を解明―
● 発表のポイント
- 食中毒の原因菌として知られる腸管出血性大腸菌の非定型株が示す「鎖状接着表現型」が流れに適応した効率的な定着、拡散戦略であることを明らかにしました。
- 臨床分離株のゲノム解析から鎖状接着表現型を引き起こす新規の接着因子ファミリーClaを発見し、英国で流行する非定型株の多くがこの遺伝子を保有していることを示しました。
- 本研究は、近年分離が急増している非定型腸管出血性大腸菌の感染メカニズムの理解に大きく貢献すると考えられます。

鎖状接着表現型を示す腸管出血性大腸菌 血清群O91の走査型電子顕微鏡像
大腸菌(橙色)が「鎖」のように連なり、宿主細胞(青色)の表面に定着している様子
(走査型電子顕微鏡画像を擬似着色)
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氏名:小髙 優人
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