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国際英文ジャーナル「GHM Open」最新号(Vol. 5, No. 1, July 2025)が発行されました

2025年7月17日
国立健康危機管理研究機構
臨床研究センター
グローバルヘルス&メディスン室

「Global Health & Medicine(GHM)」の姉妹誌として2021年8月に国立研究開発法人国際医療研究センター(NCGM)が創刊し、今回から国立健康危機管理研究機構 (JIHS) が機関誌として発行する英文学術誌「GHM Open」の最新号(2025年7月号、第5巻、第1号)がこの度発行・公開されました。

今号では、日本・アメリカの合同チームによる糖尿病性足潰瘍をモニタリングするためのDMISTスコアシステムの開発の報告、日本・カンボジアの2つの合同チームからそれぞれカンボジア・プノンペンの小学校教師への調査による子宮頸がんスクリーニング受診率についての保健教育プロブラムの影響、病理研修医及び病理技師への教育を含む病理キャパシティ・デベロップメント・プロジェクトにおける7年間の経験に関する報告、日本からは初期段階のCOVID-19対応における侵襲的機械換気の使用を控えた要因とその倫理的分析、ナルコレプシーを患う患者における生活満足度に影響する要因のパス解析、稀な腫瘍である精索の褐色細胞腫における画像所見と診断上の課題、新規ST型メチシリン感受性黄色ブドウ球菌によって急速に硬膜外膿瘍進に進行する化膿性脊椎炎の致死例、皮膚筋炎患者における抹消血好酸球増多症の頻度およびその臨床的意義、パンデミックに備えるための新時代の国際的な治験ネットワークであるARISE、低・中所得国における日本の医療技術イニシアティブの技術移転プロジェクトのための評価の枠組み、進行したガン患者の家族に対するマインドフルネスに基づく介入のスコーピングレビュー、強迫性障害や自閉スペクトラム症を患う子どもの長期入院における包括的な多職種連携アプローチといった多岐にわたる分野からの興味深い研究論文が12編収録されています。

「GHM Open」は、「Global Health & Medicine(GHM)」に加えて、JIHSが取り扱う全ての分野、特に医療・グローバルヘルスにおける挑戦的な問題に関して、実践に役立つ基礎科学・臨床科学・社会学の新知見を共有するネットワーク構築を目指し、これらの発展に貢献し、質の高いオリジナルな研究論文の出版を目的としています。

GHM Openに掲載された論文はPubMed/PMCにも収録・掲載されており、検索が可能ですのでぜひご覧ください。

Current Issue: https://ghmopen.com/?issues=2025%2C1
Whole Issue (PDF): https://ghmopen.com/site/archives.html
PubMed: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/?term=%22GHM+Open%22%5Bjour%5D&sort=pubdate

国際英文ジャーナル 「GHM Open」